Windows7&10でタスクバーのアイコンの順番を入れ替える方法【フリーソフト】
2019/03/22
Windows7やWindows10でタスクバーのアイコンをドラッグして並び替えようとしたとき、通常は同じアプリケーションのアイコン同士がくっついて移動してしまいます。

▲ 通常は「Aフォルダ」と「Bフォルダ」がくっついて移動してしまう
この記事で紹介するフリーソフトを使えば、タスクバーにある同一ソフトのアイコンを、個別に入れ替えることができます。

▲「A」と「B」を入れ替えた

▲「A」だけ「Word」の向こうに移動した
これを実現するのが、「7+ Taskbar Tweaker」というフリーソフト(無料ソフト)です。
目次
7+ Taskbar Tweaker(7+ タスクバー トゥイーカー)とは?
タスクバーの操作に関するあらゆる設定ができるフリーソフトです。同一アプリのアイコンの順序を好きなように並び替えることが出来ます。
大手メディアや雑誌などでも紹介されており、タスクバーの設定に関しては定番のソフトと言えます。
一応海外のソフトですが、日本語にも対応しているので使い勝手もいいです。
Windows 7、Windows 8、Windows 10 のOSに対応しています。
ソフトの「ダウンロード」→「インストール」→「設定」の全てを終えるのに3分もかかりません。
アイコンを個別に入れ替える機能を持ったフリーソフトは、この「7+ Taskbar Tweaker」くらいしか見当たりませんので、このソフトを使えない場合は厳しいと思います。
ダウンロード
1.まず、提供元の「公式サイト 」を開きます。英語のサイトですが、ソフトは日本語に対応しています。
※公式サイトが重くて開けない場合は、「別サイト 」からダウンロードしましょう。
2.「7tt_setup.exe」をクリックして、ソフトをダウンロードします。
インストール
1.ダウンロードしたインストーラをダブルクリックで起動します。
2.言語が「日本語」であることを確認し、「OK」をクリックします。
3.そのまま「次へ(N)」をクリックします。
4.そのまま「インストール」を押します。
5.「完了」をクリックします。
これで、ソフトのインストールは完了です。
設定と使い方
1.まず、「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」を表示して、「タスクバーのボタン(B)」が「結合しない」の設定になっていることを確認して下さい。
2.設定画面の「グループ化及び結合」という箇所にある、「グループ化しない」のラジオボタンにチェックを入れます。

▲「グループ化しない」にチェックを入れると、アイコンが個別に切り離されます。
項目にチェックを付けた時点で設定が保存されます。「OK」や「適用」などのボタンはありません。
これで、同一アプリのアイコンが分解されて、個別に移動できるようになりました。設定は、たったこれだけです。
3.設定が終わったら「×」を押して閉じておきましょう。
補足
「マウスの右ボタンでグループ間(内)をドラッグ」にチェックを付けると、右クリックを押したときだけ個別にアイコンを切り離して移動することができます。
左クリックでドラッグした場合は、通常と同じように、同一アプリをグループとして移動できます。
つまり、左クリックによるドラッグと、右クリックによるドラッグで、それぞれアイコン移動の動作を使い分けることができるということです。
ただし、右クリックで結合を分解した場合、別アプリケーションのアイコンと結合してしまうという意図しない動作が起こることがあります。その場合は、起動しているソフトを一旦閉じると直ります。
再び設定画面を開きたい場合
再び設定を変更したい場合は、主に2つの方法で設定画面を開くことができます。
方法1:タスクトレイのアイコンから開く
① 画面右下にある「△」を押してタスクトレイを開く → ②「7+ Taskbar Tweaker」のアイコンを左クリックします。
これで、設定画面が再び開きます。
方法2:スタートメニューから開く
① 画面左下にある「Windowsのアイコン」をクリック → ②「すべてのプログラム」→ ③「7+ Taskbar Tweaker」を選びます。
備考
7TTは常駐タイプのソフト
「7+ Taskbar Tweaker(7TT)」は常駐タイプのソフトです。ソフトが起動しているときのみ、タスクバーの特殊な操作が行えます。起動アイコンは、通常はタスクトレイに隠れています。

▲ アイコンはタスクトレイに隠れている
ソフトを完全に終了したい場合は、① タスクトレイにあるアイコンを右クリックして、②「終了(X)」を選びます。
PC起動時にソフトも同時に起動させる
PC起動時に、ソフトも同時に起動するように設定できます。
その場合は、①「設定(S)」→ ②「起動時に実行」にチェック → ③「OK」、の手順で設定を行います。
動作の重さはどうなのか?
ソフトが常駐していても、動作は非常に軽快なので、作業の邪魔になるといったことは特にありません。
開発者も、非常に少ないメモリしか使わないと語っています。
私自身も実際にこのソフトを常駐させていますが、とても軽快なので、パソコンが重くなったという感じは特にありません。
アイコンの移動以外にも豊富な機能がある
アイコンの並び替えだけでなく、以下のような機能もあります。
- マウスの中ボタンをクリックするだけで起動ソフトを閉じる(①参照)
- アイコンにファイルをドラッグ&ドロップするだけでファイルを開く(②参照)
削除・アンインストール方法
ソフトが不要になった場合は、アンインストールを行います。アンインストールする方法は主に2つあります。
方法1:アンインストーラを使う
① 画面右下の「スタートメニュー」→ ②「すべてのプログラム」
③「7+ Taskbar Tweaker」→ ④ 「Uninstall」を選ぶ
⑤「Tweakerの設定を削除する(R)」にチェックを入れる → ⑥「アンインストール(U)」をクリックする。
方法2:コントロールパネルから行う
① 「スタートメニュー」 → ②「コントロールパネル」
③「プログラムのアンインストール」
④「7+ Taskbar Tweaker」をダブルクリック
⑤「Tweakerの設定を削除する(R)」にチェックを入れる → ⑥「アンインストール(U)」をクリックする。
まとめ
ソフトの導入方法~使い方の解説は以上となります。
「7+ Taskbar Tweaker」は、とても便利で軽快なフリーソフトですので、アイコンを個別に移動したい方は、是非活用してみて下さい。